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トラベラーズ・ボイスVol.18_兵庫県【旅&グルメ】:相楽園 & マルシェ
– Hyogo Travel Report:Sorakuen & MARCHE –

      2016/03/24


– Hyogo Travel Report:Sorakuen & MARCHE –


トラベラーズ・ボイスVol.18
2016/2/6
兵庫県の旅

Contents
相楽園 → マルシェ « ポロネーズ定食 »


20160206_Sorakuen-1_12PHOTO by GR GIGITAL Ⅳ



トラベラーズ・ボイスVol.18は2016/2/6に相楽園へ足を運んだ兵庫県の旅となります。
相楽園で観光を、マルシェポロネーズ定食の食事を楽しみました。


■何を食べても美味しいお店再訪

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例によって観光の前にまずは腹ごしらえ、ということで足を運んだのはマルシェ

洋食レストランを名乗るマルシェは何を食べても美味しいと評判のお店です。

2015/11/21に訪問してかつカレーを頂いたのですが、これが噂に違わぬ絶品。

20151121-marche_katu curry-2PHOTO by Apple iPhone 4S

とんかつの味・ボリュームに、ペースト状の濃厚カレーは衝撃。

病み付きになる美味さでした。

今回もかつカレーをいただきたい。

そんな誘惑を抑えつつ、選んだメニューはポロネーズ定食

前回訪問時、隣のお兄さんがメニューも見ずに躊躇なく注文していたのが印象に残っていたメニューです。

ポロネーズとはフランス語で「ポーランド風」という意味の様ですが、現れたのはとんかつ。

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しかし、ただのとんかつではありません。

チーズと、さらにトマトがインしたそれです。

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とんかつの美味さは、前回のかつカレーで経験済み。

チーズインはかつやハンバーグでも証明されているとおり、美味さは折り紙つき。

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マルシェのポロネーズ定食にはそれにトマトが加えられています。

この程よい酸味のアクセントが良い。

ジューシーなかつに、チーズのコク、そして、トマトの酸味。

美味くないわけがありません。

ご飯とスープも付いてボリュームたっぷり。

今回も大満足で食事を楽しむことができました。

次は何をいただこうか、今から楽しみです。

腹ごしらえも終わり、次はいよいよ観光。

■都市公園の前身は元神戸市長先代の本宅

足を運んだのは相楽園

兵庫県神戸市にある都市公園です。

相楽園の前身は元神戸市長、小寺謙吉氏の先代小寺泰次郎氏の本宅。

後に神戸市の所有になり、一般公開され現在に至るとのことです。

足を運ぶと、真っ先に正門の重厚さに圧倒されます。

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正門は総ケヤキづくり。

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この正門は小寺邸の頃からあったもの。

つまり、個人宅の門だったというから驚かされます。

瓦には小寺家の家紋が入っているそうです。

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正門の向こう広がるのは19,566㎡のもの敷地。

その中に相楽園最大のみどころ、池泉回遊式日本庭園があります。

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池泉回遊式の名のとおり、池を中心に周囲を巡って庭園を散策できます。

飛石や石橋を渡り、流れや滝石組など深山幽谷の景を見ることができます

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見所のひとつは茶室の浣心亭。

庭園との風景の融和にこれ以上ないほど見事です。

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さらに、浣心亭とは別にもうひとつの見所があります。

それが船屋形。

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漆塗りに金箔を施された豪奢なそれは、江戸時代の姫路藩主が河川での遊覧に使っていた川御座船の屋形部分だけが陸揚げされたものだそうです。

木造二階建てで、内部は一階・二階とも三室にわかれているそうです。

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浣心亭もそうですが、普段は内部を覗くことはできないそうです。

この日は公開されておらず、実に残念。

庭園に船屋形。

それも陸の上にあるので、やや異質な印象を受けるかというとさにあらん。

これがなかなか良い感じに庭園の風景として馴染んでいます。

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そもそも水の上にあったもの。

場所が川から池のほとりに変わっただけなので、それも当然のことかもしれません。

池に石橋、茶室、それに船屋形。さらに、その背後に聳える近代建築郡。

それら一体となって見事な調和を見せる。

これこそが都市庭園である相楽園、最大の魅力だと思いました。

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相楽園最大の見所は先に紹介した池泉回遊式の日本庭園。

しかし、他にも魅力的なそれがあります。

それが旧ハッサム住宅と旧小寺家厩舎。

二つの洋風建築です。

特に旧ハッサム住宅は異人館街に建てられていたそれを移築した和洋折衷建築物。

神戸の異人館は観光地として有名どころなので、その予習にと楽しみにしていたのですが、いざ足を運んでみると、なんと修復作業中。

白いネットがかけられていて、シルエットしか見ることができませんでした。

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事前の情報収集が甘かったようです。

残念ですが仕方がありません。

しかし、阪神淡路大震災の地震で落下したという煙突のを見学することはできました。

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建物本体は修復が完了してから、次の機会の楽しみにしたいと思います。

もしかして隣の旧小寺家厩舎も修復中ではと、少し慌てたのですが、こちらは問題なく公開中でした。

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旧小寺家厩舎は読んで字のごとく厩舎。

牛や馬を飼う小屋である、あの厩舎です。

丸型の塔屋に急勾配の屋根を持つ洒落た建物。

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立派な邸宅と思ったのは私だけでしょうか?

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一階は馬車の車庫と馬房。

二階は厩務員の宿舎だったそうです。

相楽園はツツジが美しいことでも有名とのこと。

そろそろ見頃の季節。

機会があれば足を運んでみたいと思います。

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