【旅&グルメ】トラベラーズ・ボイスVol.21_兵庫県: 荒田八幡神社 & 洋食屋ゆうき & 香港麺専家 天記
2016/07/03
Hyogo Travel Report
– Arata Yawata Shrine & YUUKI & TENKI –
トラベラーズ・ボイスVol.21
2016/3/5
兵庫県の旅
Contents
洋食屋ゆうき« コンビA » → 荒田八幡神社 → 香港麺専家 天記 « えびワンタン麺 »
PHOTO by GR GIGITAL Ⅳ
トラベラーズ・ボイスVol.21は2016/3/5に荒田八幡神社へ足を運んだ兵庫県の旅となります。
荒田八幡神社で観光を、洋食屋ゆうきでコンビA、香港麺専家 天記でえびワンタン麺の食事を楽しみました。
■新開地駅近くの人気洋食屋へ
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例によってまずは腹ごしらえ。
ということで足を運んだのは洋食屋ゆうき。
兵庫県神戸市兵庫区湊町4-2-12 リビース湊川 1F(地図)にある人気の洋食屋です。
11時のオープンと同時に順番待ちの列ができる人気のお店。
昼時はもちろん一杯です。
今回はその時間帯を外して13時過ぎに訪問したのですが、これが大正解。
順番待ちもなくすんなりの入店することができました。
2015年に移転をされたそうですが、店内は清潔感がありお洒落。
広くはありませんが、ボックス席はもちろん、私のようなお一人様用のカウンターもあり入りやすい雰囲気です。
カウンター席に着いて今回注文したメニューはコンビA。
チキンカツレツ&ハンバーグのセットです。
コンビは他にもB、Cとあり、それぞれのポークカツレツ&ハンバーグ、エビフライ&ハンバーグのセットになります。
いずれ制覇してみたいとは思っていますが、まずは目先のコンビAから。
まず登場したのはサラダ。
新鮮野菜と自家製ドレッシンの相性は抜群。
ドレッシングのほど良い酸味と適量のサラダを平らげるのにそれほど時間を必要とはしません。
サラダを平らげてほどなく、今度はスープとライス、そして、メインのチキンカツレツ&ハンバーグの登場となります。
お皿が大きいので小さく見えますが、チキンカツレツ&ハンバーグはボリュームたっぷりです。
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食べてみて思ったのは素材がいい。
厚みのある肉。硬すぎず柔らかすぎない程よい歯ごたえと食感。
特にチキンは素材への味付けは控えめに、あくまで素材で勝負している印象を受けました。
必要なら奥にある小皿のソースをつけるも良し、ハンバーグにかかったデミグラスソースとからめるも良し。
自由に味を楽しませてくれます。
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ハンバーグもふわふわで柔らかく、たっぷりとかかったデミグラスソースで美味しくいただけます。
ボリュームたっぷりのふたつの肉のコンビが1300円で楽しめるのは実に嬉しい。
コスパ抜群のメニューと言えます。
コンビも魅力的ですが、メニューにはビフカツレツの記載がありましたので、次はこちらをいただきたいと思います。
■平清盛ゆかりの神社へ
お腹も膨れたので、本日の観光地へ。
足を運んだのは荒田八幡神社。
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兵庫県神戸市兵庫区荒田町3丁目99(地図)にある神社ですが、ただの神社ではありません。
平安時代の武将、平清盛にゆかりのある神社です。
平清盛といえば平家の棟梁。
保元の乱・平治の乱で活躍し、武士として初めて太政大臣に任ぜられた、武家社会の成立において重要な功績を残した人物です。
そんな清盛は現在の神戸港、大輪田泊を足場に日宋貿易を推進し財を成した人物でもあります。
その大輪田泊に清盛が築いたのが福原京。
荒田八幡神社はその中心部だったとされる場所にあります。
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しかし、足を運んでみると分かりますが、周囲は長閑な住宅街。
未だ往時の賑わいの面影を残す京の都、平安京とは趣を異にします。
荒田八幡神社のあるこの場所には、かつて清盛の弟である頼盛が山荘を構え、福原遷都の際には安徳天皇の行在所として使われたそうです。
境内には「福原遷都八百年記念之碑」と「安徳天皇行在所址」の二つの碑があり、そのことを今に伝えています。
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平清盛の築いた都、福原京。
それは僅か半年の遷都。
しかし、幻の都は確かにここにありました。
周囲には平清盛にゆかりのある史跡が他にもあります。
おいおい足を運んでみたいと思っています。
ちなみにこの荒田八幡神社、厄除の神として知られ、厄除大祭には大勢の参詣者で賑わうそうです。
厄除大祭の期間は1/18~1/20。
一度、その賑わいに触れてみたいものです。
■香港麺初体験
夕食はラーメンと決めていたので、前々から興味のあったお店に足を運んでみることにしました。
場所を兵庫県神戸市兵庫区から中央区に移し、足を運んだお店は香港麺専家 天記。
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兵庫県神戸市中央区元町通1-9-2(地図)にあるラーメン屋です。
看板に掲げているとおり香港麺の専門店。
耳慣れない麺を初体験すべく足を運んでみた次第です。
お店は四人がけのボックス席がひとつで後はカウンター席だけ。
店主がひとりで切り盛りされていました。
路地にある、こじんまりとしたおしゃれなお店です。
注文したのはえびワンタン麺。
お店の一番人気メニューとのことです。
プラス100円で小さな蒸し鶏丼が追加できるということだったので、こちらも注文してみることにしました。
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登場したえびワンタン麺は非常にシンプルで美しい。
スープは透明感があり、トッピングもえびとワンタン以外は青葉のみ。
注目の香港麺はごらんのとおりの細麺。
コシのある独特の食感と風味が印象的です。
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肝心の味はというと、淡白な見た目は裏腹に味はしっかり。
そして、深い。
それぞれの味は控えめなのですが、それぞれが主張せず、渾然一体となってまとまりのある味になる。
実に美味な一杯です。
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小さな蒸し鶏丼も満足度の高い逸品。
鳥の素材を活かした薄い味付けが素晴らしい。
刻んだ紅しょうがと相まって食が進みます。
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こちらのお店、メインメニューがエビか鶏、そして、温かい細麺か冷たい太麺の僅か4種類。
温かい細麺は今回頂いたので、次は冷たい太麺に挑戦してみようと思います。