【旅&グルメ】トラベラーズ・ボイスVol.28_兵庫県: 余部橋梁・余部鉄橋 空の駅 & マルシェ & 陣屋 & 西脇大橋ラーメン
Hyogo Travel Report
– Amarube Bridge & Amarube Iron Bridge Sky Station
& MARONIE & JINYA & NISHIWAKI OHASHI RAMEN –
トラベラーズ・ボイスVol.28
2016/5/4
兵庫県の旅
Contents
マロニエ« ステーキ生野ハヤシライス » → 余部橋梁&余部鉄橋 → 余部鉄橋 空の駅 → JR餘部駅
→ 陣屋 « 出石手打ちさらそば » → 西脇大橋ラーメン « ジャンボラーメン »
PHOTO by Nikon D700 & TAMRON Model A20NⅡ
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トラベラーズ・ボイスVol.28は2016/5/4に余部橋梁・余部鉄橋 空の駅へ足を運んだ兵庫県の旅となります。
余部橋梁・余部鉄橋 空の駅で観光を、マロニエで生野ステーキハヤシライス、陣屋で出石手打ち皿そば、西脇大橋ラーメンでジャンボラーメンの食事を楽しみました。
■生野銀山前のレストランで絶品ハヤシライス
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この日の目的地は兵庫県北部、美方郡にある余部橋梁。
有料道路を利用するのが時間的にも体力的にも効率が良いのでしょうが、それではちょっと味気ない。
緑豊かな山間部を通るので、山並みや田園風景の自然を楽しみつつ、一般道を利用して、のんびりとドライブを楽しむことにした次第です。
もちろん、道すがら、土地土地でご当地グルメを楽しむ算段。
と言うことで、まず足を運んだのは兵庫県朝来市にあるマロニエ。
兵庫県朝来市生野町小野33(地図)にあるレストランです。
こちらのお店は生野銀山の付随施設。
実際、生野銀山はレストランの目と鼻の先にあります。
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生野ではご当地グルメとして生野ハヤシライスを展開中。
生野ハヤシライスは私個人お気に入りで、こちらのお店で何度かいただいたことがあります。
中でもお気に入りがこちらの生野ステーキハヤシライス。
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名前のとおり、ご当地グルメの生野ハヤシライスにステーキの乗った贅沢な一品です。
価格は1,580円(税込)
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カレーとはまた違った味わいのハヤシライスと、 柔らかく絶妙な焼き加減のステーキとの相性は抜群。
おすすめのメニューです。
他にもオムライスやパスタもあるので、また機会があればいただいてみたいと思います。
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■思い出の赤い鉄橋跡へ
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朝来市にあるマロニエで、食事を楽しんだ後、数時間。
山を越え、谷を越え、ある時は海岸線のひた走り、またある時は峠を越えて、ようやくたどり着いたのは兵庫県美方郡にある余部橋梁。
兵庫県美方郡香美町香住区余部字ナワテ1861番地2(地図)にある、何度も足を運んだ、個人的に思い出の深い場所です。
かつて、ここには赤い鉄橋が架かっていました。
余部鉄橋。
明治45年に完成したその鉄橋は、JR山陰本線鎧駅-餘部駅間を結び、その長さは約310m。
トレッスル式と呼ばれる鋼材をやぐら状に組み上げた橋脚が特徴で、日本一の規模を誇りました。
しかし、惜しまれつつ、平成22年にコンクリート橋に架け替えられ、約100年の歴史に幕を閉じました。
その多くは撤去されたものの、JR餘部駅側の3本の橋脚は現地保存されることとなりました。
その残された鉄橋を利用して生まれたのが余部鉄橋 空の駅。
かつて列車の走った、高さ約40mにあるその軌道の上を、今度は自分の足で歩くことがでるというので足を運んだ次第です。
到着してみると、当然と言えば当然ですが、鉄橋の大部分はその姿を消していました。
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現在はコンクリート橋に架け変わってしまっています。
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しかし、餘部駅側には鉄橋の橋桁と脚本がしっかりと残っていてひと安心。
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かつて橋脚のあった周囲は公園や道の駅として整備されていました。
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完全な形で残されている橋脚は3本ですが、他にも数本、足元の部分だけモニュメントとして残してあります。
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かつての鉄橋の部品もモニュメント化。
かつて空高くあったそれを間近に、しかも、その内部の構造まで見れるのは貴重です。
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空の駅への道順は、前に来て、JR餘部駅を利用、または見学したことのある人なら迷わないでしょう。
以前と変わらぬ、同じ場所、同じ道を通るからです。
緩やかに伸びる坂を登ると、トレッスル式の特徴的な鉄橋の構造を間近に見ることができます。
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坂を登りきると、そこが余部鉄橋 空の駅。
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かつて、列車の走ったその軌道の上を、今は自分自身の足で歩くことができます。
これは実に貴重な体験。
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いよいよ鉄橋部分に到着。
しかし、鉄橋部分はレールの部分を除き、他の部分には床が貼られていました。
今ひとつ鉄橋感が感じられず、予想と違って少し残念。
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鉄橋部分は結構な奥行きがあります。
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足元は床が貼られ下が見えない為、今、自分がどこにいるのか実感が湧きません。
しかし、実際はごらんのとおり。
高さ40mの空の上にいます。
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そのまま視界を転じれば日本海の美しい風景を楽しめます。
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行き止まりの先には、まだ軌道が少し残されていました。
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今、自分がいるこの場所が、かつての余部鉄橋の上であることを、あらためて実感することができます。
せっかくなので、空の駅のすぐ隣りにあるJR餘部駅を見学。
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ここにも鉄橋の部品が残されていました。
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長さと高さから判断すると、ベンチとして利用されているのかもしれません。
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見学中にちょうど鳥取行の快速電車が停車。
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山陰海岸ジオパークのラッピング広告で飾られた列車の到着に、ついさっきまで閑散としていた駅は、カメラを構えた人々で束の間賑わいました。
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約100年間、JR山陰本線を見守り続けてきた余部鉄橋はその役目を終え、姿を消しました。
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しかし、新しいコンクリート橋に変わっても、その上を今日も列車は走り、人の営みは続きます。
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素晴らしい風景がひとつ消えてしまったのは残念ですが、これも時代の流れ。
仕方のないことなのでしょう。
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しかし、まったく消えてしまったわけではありません。
一部は保存され、空の駅として再生されました。
特徴的な姿が、僅かとはいえ残されたのは、素晴らしいことだと思います。
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かつての余部鉄橋の残された、そして、生まれ変わったその姿を見る為に、また大勢の人々が足を運ぶでしょう。
もちろん、私もこの場所、余部橋梁・余部鉄橋に再び足を運ぶつもりです。
■皿そばを食べに出石に立ち寄り
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観光を終えて、帰路にふらりと立ち寄ったのは兵庫県豊岡市にある出石。
出石と言えば皿そば。
50軒もの蕎麦屋がしのぎを削る、蕎麦の街として有名です。
今回は旅の帰りに、しかも、午後五時と言う遅めの時刻での訪問。
夕方を待つまでもなく、売り切れで早々に店仕舞いの店も多い中、開いているお店を見つけたのは、街の中心からやや離れになるこちらの陣屋。
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兵庫県豊岡市出石町小人56−1(地図)にある出石そばのお店です。
注文したのはもちろん、出石手打ち皿そば。
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価格は850円(税込)。
思惑があって注文したのは一人前です。
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閉店が迫る時刻ということもあり、味や品質にちょっと不安を覚えていたのですが、杞憂に終わりました。
蕎麦・出汁・薬味の味は確か。
店内も落ち着きがあり、くつろいで、 実に美味しくいただけました。
蕎麦の打ち加減、茹で具合、出汁の味、薬味の種類などは店によって様々。
本来なら、もう一軒、別の店に足を運び、食べ比べをしたいところですが、時刻は既に午後六時。
時間的に少し厳しい。
食べ比べは、またの機会の楽しみに取っておくことにしました。
■元祖播州ラーメンのお店へ
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冒頭で宣言したとおり、この日は、自然の風景を楽しむ為、一般道を利用してのドライブ。
しかし、陽が暮れてしまっては、風景も何もありません。
残りの帰路は時間優先です。
しかし、ラストスパートをかけるには、いささかエネルギー不足。
と言うことで、残りの道程を無事に乗り切るべく、というのは建前で、もう1軒食べ歩きをするべく、お目当てのお店へと向かうことにしました。
先程の出石皿そばを一人前に抑えたのはこの為です。
足を運んだのは兵庫県西脇市にある西脇大橋ラーメン。
兵庫県西脇市上野432-7(地図)にある播州ラーメンのお店です。
播州ラーメンの魅力は何と言ってもその独特の強い甘さ。
その甘さは、かつてあるラーメン屋が、播州織の女工の口に合わせて工夫を重ねた結果だそうです。
そのあるラーメン屋こそがこちらの西脇大橋ラーメン。
播州ラーメンの元祖と言われる所以です。
さすが元祖と言うべきか、昼も夜も駐車場はいつも一杯。
これまで何度か足を運んだものの、車を停められず、仕方なく訪問を断念したことのある超人気店です。
今回は午後八時を過ぎてからの訪問。
スムーズな駐車を期待して訪問しましたが、甘い考えだった様です。
駐車場は例によって一杯。
しかし、ちょうど目の前で一台が出庫し、幸運にも入れ違いで停めることができました。
西脇大橋ラーメンのメニューはシンプル。
特製ラーメンとジャンボラーメン、並か大かの二種類しかありません。
私は今回、ジャンボラーメンを注文しました。
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価格は1080円(税込)。
ジャンボラーメンは麺二玉。
器も大きく、なかなかのボリュームです。
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トッピングはネギ、モヤシにノリ、そして、チャーシューと実にシンプル。
肝心のスープはコクのある甘み。
これぞ播州ラーメンを、元祖播州ラーメンのお店で堪能することができました。
その後、無事帰宅できたのは言うまでもありません。
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